「すみません、今の話、つまりこういうことですよね?」―制度を読む中込と、現場をほどく私

はじめまして。ツルです。
HTCで、代表である中込の
コンサルアシスタントとしてスタートして、
もう5年になります。
最近では、一人で現場に伺って
お仕事を任せていただくことも増えてきました。
この業界では、女性のコンサルタントはまだ少ないです。
さらに私はハイトーンな髪色で、
ちらちらキティちゃんグッズをつけていたりもするので、
初めてお会いする方には少し驚かれることもあります。
それでも日々、
介護系コンサルの仕事をしています。
1. 横から入る役目
代表の中込が介護制度の話を始めると、
専門用語がどんどん出てきます。
「今回の改正では、居宅サービス計画との整合性が…」
「この加算は算定要件の解釈が分かれていて…」
「運営指導では、この記録の一貫性を見られます。」
横で聞きながら、
実は私はいつも
クライアント様や
聞き役のスタッフさんの
表情を見ています。
一瞬、止まる。
うなずいているけれど、
ほんの少しだけ視線が泳ぐ。
その瞬間、私は横から入ります。
「すみません、今の話、つまりこういうことですよね?」
「現場では、ここをそろえればいい、という理解で大丈夫ですか?」
少し空気がゆるみ、
クライアント様やスタッフさんの表情が戻る。
「ああ、そういうことか」
そんな場面が、よくあります。
2.制度を読む人と、現場をほどく人
HTCでは、中込と私で
役割が少し分かれています。
中込は、制度や全体の流れを読む人です。
日々、条文を読み、
長年の経験の中で改正の背景を見てきています。
そのため、制度の構造を
とても深く理解しています。
介護制度に詳しすぎて、
周りからはよく
「介護ヲタク」と言われています。
私はというと、
その横で現場を見る役割です。
中込の話を
「現場ではどう動けばいいのか」
に落としていく。
目指すべき抽象の話を、
具体的な仕事に落とし込み、
現場で実現できる形にしていく。
そんな役割だと、自分ではとらえています。
3.なぜこの役割分担が大事なのか
介護の現場では、
制度の理解と現場の実務のあいだに
小さな“段差”が生まれることがあります。
制度の話は正しい。
内容も理解できる。
でも、それを
どう現場で回すのかが難しい。
管理職の方たちは、
・現場を回しながら
・書類を整え
・制度を理解し
・責任を持って判断する
という、いくつもの役割を担っています。
そして多くの場合、
その整理を一人で背負っています。
4.現場でよく見る困りごと
私が現場に入ると、
よくこんな場面に出会います。
・なんのために書いているかわからない書類を書くために時間をとられている
・会議はしているけれど、議事録が整っていない
・計画書はあるけれど、変更が他の書類に反映されていない
・忙しくて整理が追いつかない
・どこから手をつけていいか分からない
ドキッとされた方、いらっしゃいませんか?
大丈夫…とは言いませんが、
でも安心してください(笑)
これらは能力の問題ではありません。
整理する時間と視点が足りないだけ、
ということが多いのです。
5.HTCの関わり方
私たちがやっていることは、
特別なことではありません。
中込がクライアント様の施設で
実施すべき制度や改善の方向を整理し、
私は経営者や管理職、スタッフの方と一緒に
現場の動きを整理していきます。
制度の話を、
現場で回る形に、ほどいていく。
そうやって、
少しずつ流れを整えていきます。
中込のコンサルの仕事は、
抜本的な改革や変更が多いので
効果がすぐに出てきやすいです。
私の仕事はもっと地味で、
コツコツ続けて
少しずつ効果が出ることが多いなと
この5年で感じています。
制度を読む中込と、
現場をほどく私。
それぞれのクライアント様のもとへ
日々飛び回りながら、
今日も現場を整えています。
